40代、われは主婦なり伸びんとす。

感受性やや強め40代のゆるらかブログ。

夢の話 ~その①~

寝ている時に見る「夢」。

小さい時から毎日夢を見るタイプだったが、自分が
見ている夢が普通じゃないのだと知ったのは大人に
なってからだ。

色、匂い、感触、全てが起きている時と何ら変わらず、自分が眠って休んでいるというよりは、
睡眠=別の日常に行くというような感覚だ。


私の夢には、見知らぬ人が沢山出てくる。
夢の中だけで会うので、名前も素性も知らない。

日本人だけでなく、外国人も出てくる。
外国人とは言葉が通じないはずなのに、頭に直接言
葉が日本語で響いてくるので全く問題ないのだ。

しかも、その見知らぬ人達と密に関わったりするので、夢の中は忙しく、朝起きると疲れているという
事はしばしばある。

もしや予知夢か?と思ったこともあったが、同じ事
が起きることは、あまり無い。
非日常的な内容なので、同じ事が起きては困るが..



ある時見た夢では、見知らぬ女性とその女性の母親
らしき人が出てきた。


私は自分の家のお風呂のドアを何気なく開けると、
見知らぬ女性が裸でお風呂に浸かっていた。
30代くらいだろうか。
肩までの黒髪、顔色は悪く赤い口紅の鮮やかさが目
立つ。
一瞬「怖い」と感じたのに、私の中で会話をしなきゃ
いけないような使命感が出てきてしまい、声をかけ
た。

最初は世間話をした。
女性の声は小さく、あまり会話は広がらないものの、直ぐにその女性が何かに悩んでいる事が分かった。

私は然り気無く悩みを探った。
その辺りから顔色がみるみる良くなり、最初に見た
顔とは別人のように綺麗になっていった。
あぁ、この人微笑むと綺麗だな..なんて思ったりした。

私が話をしていると、いつの間にかその女性の母親
らしき人が横に立って居た。
その母親は心配そうに、でも嬉しそうに頷きながら
一緒に話を聞いていた。

何を話したか詳しい内容は覚えていないのだが、
少し時間が経った所で、その女性に「ありがとう」と
言われた。
不器用な感じの「ありがとう」に不思議と感動した。
横に立っていた母親も会釈をしていた。


その瞬間目が覚めた。

よく分からないが、起きた瞬間は達成感を感じて
気分が良かった。
あれは何だったのだろう...と後から考えても答えは
出ない。
私の夢はそんなのばっかりだ。