40代、われは主婦なり伸びんとす。

感受性やや強め40代のゆるらかブログ。

お湯でなくなった。

23日の早朝。
我が家のお湯を作ってくれている機械「エコキュート」が壊れた。

オール電化なので、我が家で使うお湯はエコキュートというお湯を電気で沸かす機械を経由して蛇口から出てくる仕組みなのだが、そのエコキュートが壊れたのだ。

早朝からエラーコードがピカピカ表示され、耳障りなピピピッという警告音が鳴り続けていた。
直ぐにメーカーに電話したが、折り返すと言われ何もできずにいた。

少ししてから折り返しの電話で衝撃の言葉をもらった。

「そのエコキュートは、製造から10年以上経過している為、部品も製造していませんし修理は不可能ですので、買い換えてください。」と。

「え、、この年末に直ぐに買い換えができるものなのですか?」と訪ねると、メーカーの人は苦笑しながら近くの電気屋か大工さんに問い合わせるようにと言ってきた。
メーカーを経由すると物凄く時間がかかるらしい。
つまり、自分でどうにかしろと。
流石の私も途方に暮れてしまった。
何故この年の瀬にこんなことに...。

壊れた原因は何となく分かっているが、もう10年以上使用しているので寿命と思うことにする。
そうしないと心の平穏が保てなくなるから。


仕事だったのだが、この一大事の為、午後休みをもらい電気屋へ。
町の電気屋では物凄い金額を言われてしまい、家電量販店にも足を運んでみた。
まぁまぁな金額だったので、後は年内に入るか納期の連絡を待つことにした。


ふと、用事があったことを思い出し、お世話になっている美容師さんの所へ行った。

そこで、今朝からの騒ぎを一部始終話すと、「それなら、知り合いがもっと安く、納期も早くやってくれるから連絡してあげるよ。」と知り合いの設備屋さんに連絡を取ってくれて、トントン拍子に話が進み、3日後には入れてもらえることになった。

この年の瀬、一般的には業者さんも休みに入るし、エコキュートを作っている工場が大雪の関係で配送が困難になっていて納品されるのも難しい状況だったというのに、その設備屋さんに1台だけポーンと入ったらしいのだ。

痛い出費ではあるが、この奇跡に心から感謝して泣きそうになった。
美容師さんも設備屋さんも神。


それから、新しいエコキュートが入るまで子ども2人と私は地元の日帰り温泉に通うことに(笑)
それはそれでなかなか良い経験になった。
星空を見ながら温泉。
掛け流しではないが、気持ちの良く広いお風呂に入れて幸せを感じた。
コロナ渦で旅行も遠出もできていない私たちにとってプチ旅行気分を味会わせてくれる機会となった。

うーん、年の瀬のお湯出ない事件。
忘れられない2020年の思い出になったが、これで厄を落とした感があるので、来年からは良いことしか起こらない年になりそう(ニヤリ)。